スマホ版 | 臨時急行「竿灯」 1 2 3 4 画像のみ by デゴイチよく走る! |
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![]() 写真ではそこそこ明るく写っていますが、実際には自分の足元すらおぼつかないほど薄暗い状態でした |
臨時急行「おが」といえば、言わずと知れた20系客車を使用する寝台列車でした。 運転区間は上野-秋田。末期は北上線経由で運転され、錦秋湖を渡るロケーションが話題を呼びましたが、山形新幹線が開業するまでは米沢・山形経由、そう、板谷峠を通過していました。 しかし「おが」は上下列車とも、板谷峠付近は真夜中となるため、ここで走行写真を撮ろうなどとはとても無理です。 庭坂の通過時刻 (1990年夏臨) は、上り「おが」8406列車が1:36、下り「おが」8405列車が2:46。 |
1990年 8月
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おが 上り (8406)
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おが 下り (8405)
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1990年の夏臨を、当時の
鉄道ダイヤ情報
で見てみると、 ●おが (8406) 秋田20:19 → 上野5:59 運転日8/2、3、8→11、13→21 (太字の日は回送) ●おが (8405) 上野21:45 → 秋田8:39 運転日8/3→12、14→22 (同) が設定されています。このほか関連列車として、秋田-青森の回送列車も掲載がありましたので、 青森持ちの客車が上野へ往復する形のようですが、8/4→7の上りはどうしているのかという疑問が湧きます。
そこで別欄を見ると、 |
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おが 上り (8406)
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[MEMO] ・竿灯=「かんとう」と読みます。お祭りの名称としては「竿燈」と表記されるようです ・上りの運転日は「おが」「竿灯」合わせても8/4が欠けていますが、おそらく「竿灯」のスジで団体扱いで走っているものと思われます。1989年はそうでした 帰省多客臨の「おが」としては、8/4→7の上りは旅客流動的に回送とするのが定石のところ、この車輌インフラを有効活用して、秋田の竿灯まつりの帰り客をターゲットにした営業運転を行うわけです。列車名もズバリ「竿灯」。 お祭りを遅くまで楽しんでからでも乗車できるよう、「おが」のスジ(8406)よりも秋田の発車時刻が2時間半繰り下がっています。 上野着時刻では4時間22分も下がっているので、所要時間が「おが」より2時間近く余計にかかっているのがご愛敬。上野口の通勤ラッシュ帯を避ける意味もあるので仕方がないですが。 しかし待てよ。 「おが」のスジよりも、秋田で2時間半下げ、上野で4時間22分下げということは・・・具体的にどこで時間を食っているのかは分からないが・・・ 板谷峠の通過時間帯も少なくとも2時間半、列車番号9000台の盛りスジを考えれば3時間は下がっているのではないか。 したらば「竿灯」が板谷峠を越えるのは、日の出頃ということになる!
単純に +3時間なら庭坂は4:36だが・・・ 調べたところ「竿灯」9408列車は、庭坂通過4:29。実際の勝負どころは、庭坂の大カーブで4:25頃だろう。夏とはいえキビシイか。 しかし山形新幹線の工事は着々と進んでいる。それが証拠に「庭坂の大カーブ」付近の下り線は、すでに改軌が完了しているのだ。 この場所で20系の“走り”をカメラに収めるチャンスは、これが最後かも知れない。これは行くしかない。 とはいえ、そんな早朝に庭坂でスタンバるためには、一体どうすればよいのだろう。終列車で行って庭坂マルヨか・・・ |
![]() トップのカラー写真は、標準レンズ絞り開放で撮っていますが、こちらは開放F4のズームレンズなので露出が辛いです。しかし実際の現場の雰囲気は、このように本当に薄暗いものでした |
![]() ![]() 「竿灯」の17分後。これだけ光量が違ってきます |
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