「なぜ、東北新幹線?」と思うでしょうが、いよいよ磐越西線の電化区間郡山〜会津若松間での試運転が始まるのです。とりあえず本日17日は新津→会津若松間を、初めてDLの補機無しで走り、翌18日は会津若松→郡山間、19日は郡山→会津若松間の試運転と続きます。
1日片道ずつの運転なので決して撮影効率は良くありませんが、沿線はちょうど桜の盛り、このチャンスを逃すわけには行きません。19日は猪苗代付近まで追っかけたらすぐに帰ってビジネスです。
郡山から磐越道で津川 ICへ。そして、目指すは鹿瀬の深戸橋梁の俯瞰です。しかし、そこに悪夢が待っていようとは思ってもいませんでした。
本当は新津の近くで一発撮ってからでも間に合う「はず」なのですが、ここはじっくり腰を落ち着けて構えて正解でした。いや、正解のはずでした。
しかしながら追っかけ組はいるもので、直前になってやって来た元気な方たちもいました。それはそれで結構なのですが、もう間もなく通過時刻だというのに汽笛が全く聞こえてきません。この場所なら、津川発車の汽笛も川風に乗って聞こえてきそうなもの。ところが、待てど暮らせどC57 180はやって来ませんでした。
追っかけさんによると、咲花で一発やったあと、津川でSLを追い抜いてきたそうなので、試運転自体は間違いなく行われているようです。しかし、、、
それから30分ほどして、本来は徳沢でSLと交換の「あがの1号」が深戸橋梁を下りていきました。
1999-04-17 津川
津川駅では不本意ながら、C57 180の臨時撮影会場と化しています。もちろん、JRの検修陣は必死で修理にあたっています。ジャッキで車体を持ち上げ、従台車の部分を分解していて、かなり重症のようです。
今日は会津若松まで行くはずが、DE10の救援機を呼んで新津に戻すとのこと。明日どうなることやら。
SL写真館の目次へ [Next]
画像のサムネイルを表示 [an error occurred while processing this directive] [an error occurred while processing this directive] Last Updated 2006-07-23