スマホ版 | 長者丸2本 1 画像のみ by デゴイチよく走る! |
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1990年7月9日(月)、山手貨物線を走る、尾久客車区のお座敷客車「なごやか」です。
当時はお座敷客車等のジョイフルトレインが全盛期。 今では考えられないかも知れませんが、EF65PFの「なごやか」など ありきたり過ぎて、それだけを目当てに撮影に行くことはほとんどありませんでした。 ですので、この日なぜ撮影しているのか不思議に思ったのですが、この時の「なごやか」はビール列車運用で新宿〜茅ヶ崎を1往復。 付随して発生する品川〜新宿間の回送がプッシュプル運転となっています。 なるほど、長者丸踏切で撮った回送の写真をよく見ると、最後部にもEF65が連結されているのがわかります。 プッシュプルだから撮影に行ったわけですね、きっと。 しかしプッシュプルなら、後ろの機関車がもっとよく判るような場所で撮らなくてはイケマセン。 品川〜新宿間で撮れる場所など たかが知れているとはいえ、長者丸はないでしょう。 撮影ポイントの選定ミスか・・・ と思いきや、当時の 鉄道ダイヤ情報 に答えがありました。 実は、回送のプッシュプルがメインなのではなく、新宿→茅ヶ崎の営業列車 (9811列車) こそ本命だったのです。 なぜならば、備考欄に、 EF58牽引 と輝く文字が。 |
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つまりメインは、EF58先頭の9811列車を恵比寿で撮ること。プッシュプルはその前菜にすぎなかったわけです。
新宿での折り返しが10分しかありませんから、回送のプッシュプルを撮ってから恵比寿へ移動するのに、あまり時間の余裕がありません。 電車移動では何かとロスが出ます。 そこで「恵比寿まで歩いて行ける場所」ということで、逆算的に長者丸でプッシュプルを撮ることにしたのでしょう。 あくまで「EF58が付いているのを確認する」程度の軽い気持ちで。 結果は・・・やられました(泣) ついでに翌々日の1990年7月11日(水)も長者丸踏切に出向いていますので、合わせてご紹介します。 撮影時間帯は早朝で、夜勤を終えた私はここまで歩いてきて撮影に臨んだものと思われます。 ターゲットは、EF651052牽引の欧風客車「スーパーエクスプレスレインボー」。 1052なんて番号は貨物会社のカマかと錯覚しそうですが、配置表を見ると1052と1053はJR東の田端運転所(当時)の所属になっています。 これらのカマはあまり見かけないため、何かトクした気分になりました。 この日は以後の撮影はしていませんが、レインボーは八王子で折り返して中野から客扱い、恵比寿で機回し・進行方向を変え、高崎線〜吾妻線へと向かいます。 線路の空きに余裕がない新宿での方向転換を避けて、いったん恵比寿までやって来るわけです。 埼京線のホームなどカケラもなかった頃の恵比寿駅は、こうした臨時列車・団体列車の運転を影で支える役割を担っていました。
2013.6.10 (終)
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