■東京外し
2020/07/20
Go To トラベルキャンペーンとやらで、東京発着および都民が除外となったこと自体は、私は別に構わないというか、
むしろ妥当とすら思っている人間ですが、そもそもコロナ感染が再拡大しつつある状況でのキャンペーンの強行実施には疑問符が付くばかりです。
私が子どもの頃は、国会議員を始めとした国の中枢を担う人たちのことが、ものすごく有能に見えたもの。
しかし最近はどの顔もこぞって無知無能にしか見えないのは、単に私自身が歳を取ったことで相対的に感じるものなのか、
それとも本当に“質”が低下しているのか。
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実は8月15〜16日に釜石線へ行く予定で、切符やらホテルやらすべて手配済みでした。
これは毎年6月に行っている墓参りを兼ねたもので、今年はかくある状況ゆえ8月に代替したものです。
ですので Go To キャンペーン の有無とは関係なく行くつもりでしたが、せっかくならと
JR東日本ダイナミックレールパック
で申し込んでありました。
いつもの
えきねっとトクだ値
でない理由は、自前で切符を手配したのではキャンペーンの対象にならないからです。

そこへ来ての東京外し 「東京発着は除外する」。
ん!? 微妙。
これは・・・まったく意図していなかったのですが、申し込み時の選択肢の関係で、松戸発着 (千葉県) で手配してあるんですね。
ミラクルかと思ったのも束の間、「都民も除外する」だそうで、いっときのぬか喜びでした。
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先に書いたとおり、釜石線へは Go To キャンペーン と関係なく行くつもりが、コロナが拡大傾向にあるということもあり、いいきっかけなので旅行そのものを中止としました。
キャンセル料はかからなかったものの、観光産業を救済するはずのキャンペーンが、各所に無駄な手間隙コストと混乱を生んだだけだなんて、何をか言わんやです。
3月20〜22日の「SL銀河」による聖火輸送の際も、すべて手配済みだったものをキャンセルしており、2回連続での釜石線キャンセルとなりました。
そのときは世間がコロナに関して最も緩んでいたときで、まさに聖火のTV中継を家で見ていて「やっぱり行けばよかったかな」と一旦は悔やんだものでしたが、
その後の感染急拡大からの流れに、旅行中止の判断は正しかったと。
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最終的には、Go To トラベルキャンペーン自体が中止になるんじゃないですかね・・・
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